「もうひとつの、もうひとつの箱根駅伝。」リリース!
「もうひとつの、もうひとつの箱根駅伝。」
Not just one. Once,another──another Hakone Ekiden,
Living only in echoes.
上田誠仁コラム雲外蒼天/第54回「学生スタッフにエールを〜大月駅伝の思い出から〜」(月陸Online)より

2025年12月22日(月)発売 小学館「週刊スピリッツ」4・5合併号掲載です!
今この瞬間
こいつらと
笑っていられるなら
俺の4年間は
まんざらじゃない
「実話をもとにした物語」
クローゼットの奥に眠る、かつての夢──。
箱根ボーダー校、F大学駅伝長距離部に所属する2年生の「アキト」は、箱根駅伝を目指して競技に打ち込んできたランナー。しかしある日、彼は突然「マネージャー転向」を打診される。それは、選手としての夢に区切りをつける決断だった。
もし自分が断れば、誰か他の同期がやるのは変わらない…。
「仲間との夢を繋ぐために」。
仲間を想う気持ちからその役目を引き受けた「アキト」は、慣れない裏方の仕事に翻弄されながらも、他大学のマネージャーたちと出会う。箱根優勝校YG大学2年・熱血男の「ナカエ」、TN大学2年・しっかり者の「タケシ」、T大学2年・ムードメーカー「マサシ」、そして他にも個性豊かな仲間たち。同じマネージャーという立場で支え合いながら、彼らは少しずつ成長していく。
選手ではなく、支える側として駆け抜けた365日×四年間。
忙しい日々の先で、「アキト」は、F大学駅伝部の主務としてチームの中心に立つ存在へと変わっていた──。
本作は、1987年の箱根駅伝で実際に10区アンカーを走った経験を持つしん先生が、大学陸上部でマネージャーを務めたOBの皆様や山梨学院大元監督・上田様との取材を重ね、今から約30年以上前の実話をもとに、当時の時代を背景に描かれた作品です。
確かにそこにあった、「もう一つの挑戦」と「繋がれていく夢」を描いた、熱く静かな物語。
ぜひお手に取って、ご覧ください!
🔽本編の内容を少しだけご紹介!






*画像は製作中のイメージです。セリフや構成など雑誌掲載時と異なる場合がございます。
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しん先生が箱根駅伝を走られた時のことがドキュメンタリーになっています。
『箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦』 文春文庫 原島由美子さん
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