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あれから26年。今日は、神戸・淡路震災の日です。無償版「いいひと。」震災復興編・第104期、1日限定リリースします。。。しん

あれから26年。今日は、神戸・淡路震災の日です。無償版「いいひと。」震災復興編・第104期、1日限定リリースします。。。しん

1995年1月に起きた神戸・淡路大震災から、26年。

震災への精神的な支援を目的に(株)小学館様の特別の許可を頂き、無償で公開させていただく「いいひと。+…and I still remember.〜これから。」の第104期の限定ダウンロードを、本日限定で、震災が起こった同時刻の5時46分52秒に開始させて頂きます。

 

あの日から26年が経ちました。被災された方、直接被災されなくても心が傷ついた方、この作品を描かせていただくきっかけになった阪神淡路大震災を始め多くの災害で傷ついた、今なお終わらない痛みと悲しみにお見舞い申し上げます。

ごく小さな作品ですが、この漫画を描くために積み重ねた自分なりに熱い日々や、このように無償公開するために費やした日々は、わたしにとっての小さな「あの日の」真実です。 25年前のあの日、阪神・淡路の震災で被災された方に取材させていただいた「忘れ去られる事が一番つらい」という趣旨の言葉から始まったこの作品を、今後も、私自身への気付きも併せまして、作品のテーマ同様、「思い出すこと」をテーマに公開して行けたらと思い、続けさせていただきます。

東北の震災直後の2011年3月26日の第1期の公開以来、たくさんのダウンロード、リツイート、ご感想、そして何より、読んでいただきましてありがとうございます。 いつもは作品を出版関係の方や本屋さんから読者さんの元に届けて頂くのですが、この作品はツイッターやwebを通じて、作品を「読者さんから」、そのお友達の方々に届けて頂いています。お手数をおかけしますが、作家としてとても幸せな事だとも思っています。 小さな漫画家の小さな作品に、皆さんが多くの力を与えてくださったこと。その事で、読まれた方の中で少しでも、前を向けた方がいらっしゃれば、嬉しく、誇りに思います。

漫画を取り巻く環境が必ずしも良い方向には進んでいない時ですが、漫画家の先輩達が血のにじむ思いをして開いて下さった「こんな時にでも誰かに勇気をわける事が出来る、信じる」という、漫画が持ち得る道を途絶えさせぬよう、私の小さな一歩一歩を、重ねさせて頂ければと思います。

 

では、この作品を、今は私の読者の方に。それと、もし漫画が好きなお友達で、日常の中震災の事が忘れられて行く、忘れて行く事に心が傷ついている方がいらっしゃいましたら、よろしければまわして頂けますか?小さな力の漫画家で申し訳ないのですが。

2021年1月17日 高橋しん

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無償ダウンロードはこちらの第1期配信のエントリーからどうぞ。

※今期の無償配信は、本日の限定配信を考えています。 作品のテーマ上、また震災後、節目節目で私なりに復興の状態を見定めつつ、その都度配信して行けたらと思っています。ご理解よろしくお願いします。

ご意見・動作の不具合等ありましたらツイッターID [@sinpre]まで、どうぞよろしければお願いします。

●今回の配信のためにFacebookページも作ってみました。よろしければ。  

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