今日ねこ。:夏猫。2
夏休み最後の[今日ねこ。]です。
この、「夏の季節」に発売するためにわざわざ一年間も単行本化を待っていただいた「トムソーヤ」。発売開始しました。
関東地方はちょうど、夏の終わりを思わせる気候。どうぞよかったら「トムソーヤ」の中で、真夏の太陽と、そして過ぎ行く季節の物語を。一度しかないあの季節を感じてみてください。
ほんとにおすすめの夏の一冊です。
「今日ねこ。」も夏の終わり特集で、今回も数少ない、夏の間に撮影したぐったり猫さんです。
だいぶ前になってしまってみてくださってる方も少ないと思いますが、前回へのコメントみなさんありがとうございました。
・グッと近寄れてますか?この辺の猫たちは私の通勤道の猫たちなので、私(とカメラ)にすこし慣れてきたかもしれないですね。
子供の猫は警戒心が強いですが、大人は余裕の表情です。
・フィルムカメラは最終兵器彼女の頃までは資料用で使っていました。と、いってもファミリー向けの一眼レフEOS kissですけどね。お義父さんがアマチュアのカメラマンなので、おすすめのレンズ等教えてもらって買ったものです。
でも、作品を撮るという訳ではなく、どうしても漫画の資料取りがメインなので、デジカメへの移行は必須になってしまいますね。一度のロケハンでものすごい枚数を撮るので、フィルム代から現像代までたくさんお金がかかるのと、なんといっても失敗写真の確認が現場でできないのが、致命傷になったりします。特にデジタル処理して漫画の背景などに使うものは露出やコントラストの状態がとても重要なのです。現在はウチのkissもデジタルになっていますが、お気に入りのレンズは引き続き使えています。こうゆうのも一眼レフのいいところですね。
近頃はプロやアマチュア用の写真環境も、一般のデジタル人口が増えたことによるコストバランスの悪化により、デジタル化せざるを得なくなっているそうです。そのためお義父さんのお気に入りだったフィルムや印画紙が生産減〜中止に追い込まれ、作品を作るのもままならなくなってきたそうです。プロやアマチュアの方は製品が高価でもそれなりにお金をかけますが、しかし製品の製造コストをまかないきることはできず、そうした環境を下支えしているのは、一般のお客さんなんですね。
・コンパクトカメラを買い替える時にとくに重視したのはボケの部分の滑らかさや表現が私の趣味に合うかです。カタログ的性能ではすごくて扱いやすく、安いものもたくさんあるのですが、意外と合致するものが少なく、たくさんのサンプルを比較して今のカメラに決めました。
とか言ってますが、私の使い方は散歩カメラで、散歩しながらあっと思ったときにぱちりとするだけなので、露出や絞りなどに気を使えない安易なものです。私も少しずつ勉強して思い通りの写真をてきぱきと撮れるようになりたいです…猫が逃げない間に。
・「きみのカケラ」六巻もう読んでいただけましたでしょうか。七巻、そして続刊はもっと早くお届けできるよう現在準備を着々と進めています。今回の六巻自体がシロにとっては、大きな伏線になっています。それを希望に変えられるよう、イコロとシロは小さな体でがんばります。よろしければ、最後までもう少しです。子供たちの先を見届けていただけると嬉しいです。
実験的に、.Macというアップルの提供するウェブサービスを利用して「今日ねこ。@.mac別館」を更新しています。
「今日ねこ。@.mac別館」では、今までの「今日ねこ。」でもスペースの関係で採用できなかった写真を増やしてあります。ギャラリーから観られます。よかったら、どうぞ。
>>今日ねこ。@.mac別館
…すいません。仕事します。
しん
>>今日ねこ。:夏猫。2
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