メロディ6月号にて「本屋の奥さん」新シリーズ第3話「恋文小説。」4月28日、発売開始!
白泉社様「メロディ」さんにて☆
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」
2ndシーズン、シリーズ連載中です!
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「 恋文小説。」
2015年4月28日 白泉社「メロディ」6月号掲載です。
むかし、昔。
東京で、一番本がよまれるって言われる小さな町があったそうで
————そう言われるようになるずいぶんと前
まだ、大きな戦争が終わって、すぐの頃のこと
東京近郊の田園が広がるこの町の
小さな商店街の一角に
あの、本屋さんが出来る…
ほんの前の、お話し————。
今回のお話は、「あの小さな本屋さん」が町に出来るもっと前。
ちいさんの知らない、旦那さんとハチさんの出会いの物語です。
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学生時代、熱心に大学に通うハチさん。
卒業後は家業の八百屋を継ぐつもりですが、所属する文学サークルでの活動や、自身の小説創作のため、毎夜、学生寮の小さな部屋で執筆に励みます。
でも・・・実はそれらと別に、密かに書き続けている作品がありました。
通学路で見かける「君」への気持ちをしたためた私小説‥「初恋」。
そんなある日、その”恋文”の一部を紛失している事に気がつきます。
慌てるハチさんの元へ招からざる客が訪ねてきて‥?!
同じ大学に通う学生であった彼、のちの奥さんの旦那さんは、少し軽そうで無気力に見える・・でも人懐っこい笑顔の青年。
「ぼくは、本なんか大事と思ったことがないんだ」。文学には一切興味がなく、戦後復興期のめまぐるしい時代に物書きでは食べて行けないと話す彼。
いつか、ハチさんとの出会いをきっかけに、人を想い、想う気持ちが「言葉」になり人々を動かしていくことを知って行き…。
「‥‥そうだ‥恋文なんて‥オレのがらじゃ無い」
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」2ndシーズン
第三話「恋文小説。」どうぞお楽しみに!!
特別にちょっとだけ内容をご紹介しちゃいます!
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今回の本屋の奥さんは、いつもよりもレトロな背景で描かれていて当時の暮らしが垣間見えます♪少し切なく、そしてとてもあたたかなお話に仕上がっております!
初めてお話をよんで下さる方、前回のシリーズを連載や単行本で追っかけて下さっていた方も、みんなが楽しめる内容になっておりますので、
是非この機会にお手に取ってご覧下さいませ〜!!( * ‘▽’ * )ノ
今後とも「本屋の小さな奥さん」を宜しくお願いします。
・関連リンク
白泉社 月刊MELODY公式サイト
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