その1
PNを教えてください。 |
高橋しん、です。
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その2
その由来などあったら教えてください |
本名をひらがなに直しました。理由は間違って読まれがちなため(子供の頃から)。本名なのは昔の友達に「あ、このマンガってもしかして?」と微妙に気付いてほしいと思ったため。後、単純に愛着があるからです。
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その3
下描きは何で描いていますか |
「パイロット Dr.グリップ0.5mm」。シャーペンです。発売された当時から使ってます。もうこれじゃないと落ち着かないのです。
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その4
ペン(つけペン)は何を使っていますか? 場所によって変える方はそれぞれを教えてください |
「ゼブラ 丸ペン」です。「いいひと。」の一時期Gペンでしたが、線がこなれ過ぎてしまうので、素人臭さを残すために丸ペンに戻しました。それ以来ずっと丸ペン。スタッフもみんな統一です。あ、そうそう、ペン軸に上の「Dr.グリップ」のゴム部分を移植して使っています。あまり力を入れないのでペンダコはほとんど無くなってきてしまいました。
ペン先は気持のいい線が引けなくなったらすぐ変えてしまいます(付け替えた直後でも)。1話につき5〜6っ本位?もう少し多いかもです。 |
その5
インクは何を使っていますか? 白黒とカラーで違う場合はそれぞれを教えてください |
「開明レタリング・ゾル」。乾くと耐水性のある伸びのいいインクです。以前手伝っていただいていたナムコ時代の先輩が教えてくれました。それ以来愛用です。伸びの良さを活かすためにだいたい1話につき一本ずつ変えています。
カラー原稿もコンピューターに取り込んでから着色するため同じインクです。 |
その6
ベタは何で塗っていますか? |
髪の毛は「くれ竹筆ペン(細・太)」です。その辺で売ってます。ラバー部分の伸びがいいので愛用してます。その他の場合はその場のノリで。丸ペンでぐじゃぐじゃタッチをつけることもあるし、「サクラ マイネーム(細・極細)」で塗ることも。大きな範囲は「ゼブラ マッキー(太・細)」です。
印刷媒体に載ったときがきれいならいい仕事なので印刷に出なければ原稿にムラはあってもいいのです。場合によっては、広い範囲や、計算出来ないときなど、マックで塗ってもらうこともあります。「やっぱりベタじゃなくてトーンで…」というときに対応出来ます。週間連載はスピード&運動神経勝負なので。 |
その7
ホワイトは何を使っていますか? 白黒とカラーで違う場合はそれぞれを教えて下さい |
「ぺんてる修正液 最先端」です。コンビニで売ってます。画材はなるべくその辺でも手に入る物、がモットーなのです。ペンとかスクリーントーンは仕方ないけど。カラーはMACで。
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その8
ハイライト目的でホワイトを多用しますか? |
多い方だと思います。
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その9
ライトボックス(トレース台)は使いますか? |
下書きしないので(ネームをそのまま下書きにしたりするので)、無いと描けません。
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その10
原稿用紙はどこの何を使っていますか? |
「デリータ 漫画原稿用紙135g」です。デビューした頃は貧乏なので編集部でもらえるものを使ってましたが、トーンの下のガイド線が印刷に出たりするのでやめました…。
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その11
ワク線は何で引いていますか? |
ロットリングです。rotring isograph 0.40。
といってもスタッフが引いてくれてるのですが…私は引いたことありません。 持ち込みの頃は0.8ミリくらいの変なサインペンで引いてました。 |
その12
定規は何センチ愛用ですか? |
定規は…あんまり使わないです。スタッフさんの仕事なので。
引くときは15センチのを主に。 |
その13
消しゴムは何を使っていますか? |
トンボのMONO PLASTIC ERASERの小さいやつを使っています。スタッフさんがASKULで買ってくれるので使ってます。でも自分では消しゴムはあんまり使わないんです、紙を傷めてペンの入りが悪くなるし。
ペンの後にかけるのは、これもスタッフの仕事です。ペンの線を活かすように丁寧にかけてもらいます。 モノに関して言えば、個人的にはイロイロ試して使ってたのですが、何でもいいんです、綺麗に気持ちよく消えれば。あ、そうそうステッドラーだけ禁止令がでてます、うちの事務所の場合。 |
その14
トーンは使いますか? お気に入りがあったら教えて下さい |
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その15
トーンは多用する方ですか? |
独学のため、いわゆる伝統的なペンのテクニックがないので多用してると思います。
今は画面に指示出来ない微妙なニュアンスを出したいとき以外は自分 では貼らないようにしています。基本的に仕上げの削りだけやっています。 |
その16
カラー画材は何を使っていますか? |
昔はコピック。今はマックです。PhotoShopとPainterを共用。
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その17
興味深いと思う画法 |
最近、スタジオジブリの「となりのトトロ」などの背景画を描かれている男鹿和雄さんの画集を拝見して、その水彩の美しさと技法に心洗われる想いです。
『男鹿和雄画集』 スタジオジブリ責任編集 徳間書店 おすすめです。 |
その18
買おうか迷っている画材 |
はやくMacOSX対応のPhotoShop7出ないかな。
迷わず買います(仕事の道具なので)。 |
その19
製作段階で好きな工程 |
漫画家&編集者なら誰でも言う、「企画段階の打ち合わせ」。
やっぱ、夢があっていいよね〜(誰にともなく語りかけ)。実作業にはいると現実が見えてきて、「がんばらねば」とあせるので。 |
その20
よく使う背景効果を教えてください |
イロイロ使うけど、最近はトーンのキラキラしたものとか、かわいいのとかべたっと貼るのが潔くて好きです。
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