きみのカケラ三巻あとがき

 今現在…2004年の梅雨入りの季節ですが、この星では大きな争いが増え続けています。
 こうした時期に子供のみなさん、少年少女に向けた「少年漫画」を描くということのプラスの意味とマイナスの意味をゆっくりと考えながら、「きみのカケラ」を描いています。
 この本が読者さんの手に届くまでまだしばらく時間があります。どうか、その時までに少しでもこの争いが少なくなっていて、皆さんが心から漫画を楽しんで、笑って、読んでくれたことを願って描いています。

 また続巻も、主人公の2人。シロとイコロがなにを探しあてるのか?
 子供も大人も、どうぞごいっしょに冒険を楽しんで下さい。

               2004. 初夏 高橋しん

─著者「あとがきにかえて」より─

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