「いいひと。」で震災と復興を背景にした章を描かせていただいたご縁で、神戸を幾度か訪ねました。最近は少々ご無沙汰しておりますが、その後いかが快復されてますでしょうか。
新聞やサイトを見ていると記事の量の変化よりも、扱うテーマの変化が印象に残りました。
傷が癒えていくことと、忘れていくこと。生き物が持つ、生きるための大切な仕組みですが、その上で、記憶を残していくこと。
難しい課題に、いろいろな方が、いろいろな方法で取り組んでおられるのですね。
・神戸新聞Web News「震災12年」
・「手紙」 ?芦屋から
「いいひと。」では、単行本の16巻(文庫では11巻)に私なりの方法で、記憶させていただいています。
人と街が一歩一歩、快復されることをお祈りいたします。
高橋しん 高橋しん・プレゼンツ スタッフ一同。