この日、例えば日本国内だけでも、様々な動きや発言があります。
この日、年齢だけはもう大人や老人といえる人たちが子供のような行動をとり、子供のような虚勢を張り、子供のようにものをいう人がいる。
どうか、それを観ているたくさんの人たちは。冷静に、今日起こる様々な子供達の行動を、様々な子供達の発言を、聞いていてほしい。静かに、しかし冷めない心で、観ていてほしい。
答えなど出るはずのない問題に、答えをしゃべる人を見ていてほしい。
事実だけで言えば。今日は、61年前に、この国で、家族や、自分が、人を殺さなくて良くなった日。そして、この星で、つい昨日の停戦の知らせに喜ぶ子供達の隣で、いつかまた殺さなくてはいけない知らせが来るのを待つ大人がいる日。
本当の子供は、馬鹿ではない。冷静に大人たちの姿勢を観ているはずだ。どんどん冷めていく感情でも、無力感でも、それでも大人たちを観ているはずだ。
どうかあきらめないでほしい。
考えることを。
今日は、考える日です。
心が、震えるための日です。
しん