2002年の事件からまだ間もないのに再度多くの方の命と生活が失われました。被害にあった方、そのご親族の方にはお悔やみ、お見舞い申し上げます。
今回も各国の首脳がいち早く「テロとの戦いを続けていく」と表明しましたが、戦争も同じ事ですが、「テロ」、「敵国」の向こうにいるのは、やはり人間です。人と人が戦いを続けてこの星から戦いが一度でも消えた歴史はありません。その上には多くの私たちの犠牲があることを知りながら人類が学習効果を持たないことに、とても大きな無力感を感じます。
戦いのある世界を背景にした物語の著作を持つ私たちは、出来ることは漫画を描くという小さな事だけですが、これ以上この星の上で、救えるはずの痛みが増えないよう、祈っています。
高橋しん・しんプレゼンツ一同