映画版『最終兵器彼女』の挿入歌が上がってきました。いわゆるアニメ版でも出てきた「ちせが気に入ってる曲」という位置づけの曲です。春頃のエントリーで仮の作詞のようなものを依頼されたと書いたのですが、私の適当な詞のイメージをプロの方がメロディにきちんとあった形に直して下さったので、繊細なメロディのいい曲にしあがりましたです。
これとは別に、主題歌を歌って下さる方や、特別招待をいただいた映画祭のことはきちんと正式に決まったらここでもご報告させていただきます。映画は今VFX制作中で頑張っていただいています。完成は…オフレコだったら困るのでいいませんが、もう一がんばりです。主題歌を歌って下さる方のCDを数枚贈っていただいたのですが、自分的にとてもイメージにあった曲調でうれしくなってしまいました。こちらの方は今現在描きおろしの主題歌を作って下さっているそうです。まじで楽しみです。皆さんのイメージに合いますように。
さて、先の挿入歌の方ですが、曲や詞をアップするわけに行かないので、もとになった高橋しん版挿入歌の歌詞を載せておきます。本物はきちんと違う詞にして下さっているので、著作権的にもご心配なく。
雰囲気だけでも楽しんでいただけたらうれしいです。
では、どうぞ。
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きみのうた
(仮)作詞 高橋しん
帰らなきゃ もう ほら。 さよなら。 ありがとう。
ふたり灯した かすかな街の星
ごめんねときみがいう その声に 胸が震えた。
不器用すぎる手の先が 触れると きみの声だけが
ラララ うただった。
未来なんてなにひとつ しらないと駆け抜けた
きみに今でも 照れくさくていえない
寂しいときみがいう その声に 暖かくなった。
どこまで 手をつないだなら きみを守っていけるのかな
ふたりで生きようときめた かすれた きみの声だけが
そう うただった。
不器用すぎるうたがまだ こんなに胸に響いてる
声を殺してきみが泣く 夜空に消えた声だけが
ふたりで生きようときめた かすかな 春の星だけが
そう うただった。
しん